Hannaさんブログの続きだよー。
でもその前に、Hannaさんからメッセージをいただきました。
おおお、恐縮です! ありがとうございます!
ラップの芯マッサージについて(前回の日記)わたしが見つけられなかった記事を、教えて下さいました。

アフターケア(マッサージ)
「ふくらはぎや すね、太腿は、
サランラップの芯(厚紙の筒)を 転がすと 簡単です」
そしてメッセージにはラップの芯でマッサージする箇所について、
「足裏ではなく、ふくらはぎ、すね、前腿、ハムストリング、お尻です。
特にストレッチの前に行うと 効果抜群です。」

とより詳細にお知らせ下さいました。
※メッセージの転載については許可いただきました。

これに絡んでわかりやすい解説が添えられていて、わたしはメッセージをいただくまでは、
ストレッチ→運動開始
という流れだと思っていたのですが、
マッサージ→ストレッチ→運動開始
なんですね。

こういうことを知ると、スポーツ障害が増えているのも納得です。
生兵法でストレッチしかしない人、たくさんいますよね。
いくらいい靴を履いても、体の使い方が偏っていたら結果は出ないだろうなと思いました。
Hannaさん、重ねてお礼申し上げます。

バレエの現場において


こちらのブログを読むまで、バレエシューズとトウ(ポワント)シューズが別物だと知りませんでした。
ちゃんと別カテゴリになってるんですよ。
そしてHannaさんは幅細です。

細幅のバレエシューズ(1)
「実寸サイズ25cm 足囲21.5cm 足幅9cm 靴は24~25cmで調節 
ワイズ A相当(日本の靴はEとかEEですね…4Eの上が Fらしいです)
現在 バレエシューズ ジプシーです」
バレエシューズどころか、普段履かれている靴もジプシーなはずです。
でもからだがしっかりされているので、カバーできているかも知れない。
幅細のバレエシューズ探しはカテゴリ「バレエシューズ」でずらっと読むことができます。

文中に出てくるこどものレッスン時に履かせている「巾着シューズ」っていうのが、具体的にイメージできないんですよ。
履き口がゴムの靴かな?

コメントまで全部読んだのですが、本当に大変そう。
先日BS3で夜中に吉田都さんの番組をやっていて、たまたまチャンネルの切り替えで(こんなんばっかし)ザッピングし、あー! トウシューズ!! とそのまま見続けた時のこと。

プレミアムアーカイブス ハイビジョン特集「輝く女 吉田都」

ずらっと周りに並べているピンクのトウシューズ。
でも、本番に使えるレベルのものはギリギリ一足だけ。
ほんとに足に合っている時は、なんの不安もなく履ける。
その一足さえあれば最後まで安心して踊りきれるけれど、そんなシューズはなかなかできあがらない、的なことを仰っていました。
そして「トウシューズを履かなくていいなんて、男性が羨ましい」と。
プリンシパルにこう言わしめるトウシューズという履き物よ。
トウシューズ2足
これは素材から。2足ですが左右がないのでぱっと見2足に見えません。

プロでもこう言ってるんだから、さらに幅が合わないなんてどんだけの苦難かと。
一般の靴でも幅細は少ないのに、バレエシューズだともっと少ないでしょう。
でも、とてもセンシティブなフィッティングが要求される。
それでも続けている方は、すごいですね…

スポーツと普段の靴


そして、靴についてはバレエ少女の診察をしていて、普段履き用の靴選びのこと、バレエシューズが合っていないことを書かれています。

バレエにおける 普段の靴選び
「クロックス、絶対に 止めた方がいいです!
足裏が鍛えられず、子どもに 最も不向きだと思います。

甲をしっかり固定できる 靴を 選びましょう。
これだけは 声を大にして 言いたい(笑)

幅のぴったり合う、サンダルやミュールを 探すのは難しいです。
ヴァンプの短い バレエシューズも ペタペタ歩きになりがちです。
紐で調節する 運動靴が 一番足に合わせやすいです。」
つづきに当たる記事がこれ。
バレエシューズについて熱く語る…
「しかも バレエシューズは 商品指定されているとか!
ポアントも メーカー指定だそう。」
学校指定の制靴の弊害もいまだんだん注目されていますが、お稽古の場でもよくある光景なんですね。
「そうして、バレエだけに限らず、普段の靴選びでも、
サイズ(縦)だけじゃなくて、ワイズ(幅)を考慮して 
靴選びする習慣が 日本にも根づいて欲しいです。」
ほんまですよねー!!
わたしは普段用の靴啓蒙より、スポーツ現場の靴啓蒙のほうが遅れていると感じます。
スポーツ指導者であしくつのことまで知識を持っている人って、すごく少ないです。
こちらの医院に行き着けた患者さんは、とても運がいいと思います。
だからわたしは、自分にこどもができたら靴を履かないスポーツしかさせたくないんですよ。

クロワゼの「おとなのバレエクリニック」


Hannaさんのブログによく出てくる【クロワゼ】とは、新書館から出ているバレエ雑誌です。
この中に「おとなのバレエクリニック」というコラムがあり、蘆田ひろみ先生(公式サイト)が執筆されています。
ご主人が内科医、ご自身は整形外科医なので、もうそれだけで反応してしまいます。
ちょっと検索してみたら、あるコラム内容がまんま読めるブログ発見。
足底筋の鍛え方についてです。

足裏筋の鍛え方(バレエに魅せられて)
「ですから、足ゆびでタオルをたぐり寄せたり、
ビー玉をつかんだりするエクササイズでは、
足底筋を強化できません。
それらは、ふくらはぎの下のほうにある
外来筋(足ゆびを丸めるときに収縮する筋肉)を
鍛えるのに有効です。」
そして、このあとにただ立つだけで足底筋を鍛える方法も書かれています。
わたしはこの鍛える方法については、これまで一度も見聞きしたことがありません。
衝撃でした。

この単行本に収録されているかなあ。※9/26追記 収録されていました

まとめ

「福山ッスル!」(この日記)がきっかけで、思いの外ネタが膨らみました。
そもそもこのシリーズは、足底筋から始まったんだった!
タレコミを下さった方、そしてメッセージを下さりさらに転載を快諾していただいたHannaさん、本当にありがとうございます。

わたしはというとスポーツまったくやってないんですが(えー!)、歩く日はめっちゃ歩いています。
車の免許持ってないしね。
だから歩く前にちゃんとマッサージとストレッチをしたら、念願の
「歩くだけでからだが変わる」
ってことにつながるんじゃない? と思いました。
特にあちこち固まっているから、まずはここを再稼働させることが大事なんでしょう。
いきなりキツい前屈をするのは、厳禁ということで(^^ゞ

次回もまたからだの話、「左に立ちたい人々」の予定です。

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