NHKあさイチ「靴は万病のもと!?」雑感 第二回。
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うやむや裁判


あさイチ「靴は万病のもと!?」
実にひどいサンダル裁判。

こんな小芝居入れるなら、ちゃっちゃと進行したらよかったのに。
これ、健康サイドもおしゃれサイドも、性別を統一するか同じにした方がより説得力あったと思います。

健康【男】VSおしゃれ【女】 

になっていて、そらー男性はおしゃれ靴履かない(履けない)ですからね、健康側に立つでしょうと普通は思いますよ。
靴の現場はまだ男性の方が多いのでこういう図式になるのは致し方ないですが、全部女性同士でやった方がおもしろかったのになと思います。
あさイチ「靴は万病のもと!?」
ナースシューズと健康サンダルが、まるで足にいい靴みたいに聞こえますね。

わたしはオフィス用のナースシューズを履いていましたが、パンストとの相性最悪でズルズルすべりまくりでした。
甲ベルト、かかとのバックベルトを一番締めても用を成さず、つっかけ状態。
健康サンダルは土踏まずの高さが合わない。

ライターさんにケチつけたいのではなく、万人のあしに合う履き物はないってことです。
既製靴はあくまで最大公約数の中から売れそうな物しか作っていないため、そこから漏れる人は絶対いる。

くどいですが、自分がそこから漏れているかどうかは、内田先生が冒頭に仰ったように「己を知る」→足のサイズを知ることが靴選びの最初の一歩です。
わたしのやっているWS第一部であしの計測を入れているのは、そのためです。
あさイチ「靴は万病のもと!?」
なんか無理やり終わったー!
あさイチ「靴は万病のもと!?」
コーナー冒頭に映ったアンクルベルトのサンダルについては、<別項>にまとめました。

細い靴の意味


あさイチ「靴は万病のもと!?」
こちらは番組の終わり5分弱クイックコーナーより。

視聴者からのFAXで、外反母趾で曲がった骨が靴に当たって痛い方の靴選びのご相談。
内田先生は、飛び出した骨の手前を包帯で締めるといいとアドバイス。
細い靴を勧めるのも、包帯の替わりに広がった足の骨を締めてくれるから。
オーソティックスソサエティー(内田先生が理事をされているNPO)のFBページに、わかりやすい写真入りの投稿があります。
こちら

わたしもこれやっています。
外反母趾じゃなく内反小趾、小指の骨が「くの字」なので、靴に当たって痛いんです。
小指の付け根のでっぱり
左右ともね
新しい靴を卸したときやパンプスを履くときは、テーピングします。
テーピング以外の調整など、この辺はWSの第二部でお話ししています。

内田先生の著作ではないですが、包帯を使ったテーピングの本もあります。
「外反母趾は包帯1本で治せる」

テープではなく弾力包帯を使っているので、テープに弱い方はいいかも。

まだつづきますよ