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骨盤の傾きは変化する

わたしの骨盤は前傾。
でも、ふとこの写真を見返してみました。
【1/4】きっかけはジーンズ。4年間のからだの変化

ジーンズ比較02

左:2010年         中:2010年           右:2014年
ぱっと見の印象ですが、
前傾 →         後傾気味?            →後傾  に見える。
つい先日みてもらったときは「後傾」だと言われました。

なにが衝撃って、骨盤の前傾後傾がこんなにあっさり変動するってことです。
わたしはずっと、どちらかで固定しているものだと思い込んでいました。
この四年の間にやったことはこちらにまとめています。

骨盤の前傾後傾でお腹の横線の位置が変わるんじゃないかと推測していたのですが、これはどうもハズレだな。
わたしの横線は肋骨のいちばん下の骨直上にあり、ハットリ君の口のように波線です。
友達は反対に骨盤前傾して小学生の頃から反り腰、ヒールを履ける。
でもおへその下に横線があるといい、また別の踵重心の友達もおへそのあたりだという。
※横線が入る原因は姿勢以外もあります


なぜ肋骨直上に横線が入るのかは、わたしの筋骨マスター紬美さんの推測。
「崩れたバランスをどこかで戻そうとして、一番安定している肋骨部分を前に戻す→
 身体が「くの字」になる→
 硬い肋骨とその下の柔らかい部分の境目に線が入る・・・」
大前提として腹筋と背筋でからだを支えることができず、骨に頼っているんかなと思います。
わたしの内臓下垂は、胃下垂がもの凄い。
食後はおへその下が膨らみます。
この肋骨の下はしばらく空洞で、おへそからみっしり内臓が積み重なっているんじゃないかなと思うぐらい。

大腿骨の外転により足の外側の筋肉ばかり使ってからだを支えているため(室内用ソックスは小指つけ根が傷む。靴用ソックスと傷み方が違います)、内側の筋肉が未熟でバランスがとれていない。
どうにか「くの字」で均衡を取っているのでしょう。

はっきりいって、屋内で靴下で過ごすよりも、靴を履いて外を歩く方が椅子に座っているよりよほど楽だし、体もぽかぽかします。
椅子に座っているのがいちばんしんどい。
パソコン作業が立ち歩きながらできたらいいのに。

で、この「くの字」状態でハイヒールを履いたらどうなるのかというと、
MJ
つま先立ちのマイケルジャクソン。(画像はこちらからです)

あーこりゃ無理だ、こんなことできるわけないわ。

横線と姿勢

④横線はいつからできたのか
これ明確です。
小学校の身体測定において、先生に
「いまの子はお腹に横線のある子が多いなあ」
と言われました。

この先生は3~6年の間担任をされていて、女子がパンツいっちょで整列できる年齢を考えると、おそらく3~4年生時のことだと思います。
先日再会したときにお聞きしたのですが、当然発言自体覚えていらっしゃいませんでした(^^ゞ
ただ、このときの横線がみぞおちなのかおへそラインなのかは不明。

まだ腰痛になる前の小学生のときの横線、制服を着てランドセルを背負っていた時代です。
原因はもうわからないですが、nadjaさんの書かれた

コスチューム雑感(nadja's notes)

「日本製の既成服用工業ボディの多くが、日本人に多いとされる不良姿勢(頭部前方変位+巻き込み肩+円背+骨盤後傾)に寄せた仕様になっていることを知ったのは、比較的最近のこと(*註)。
 靴における木型と同様、ボディが生身の骨格に合わなければ、辛いのは当たり前でした。」

「靴が立ち方や歩き方に大きく影響するように、服もまた姿勢や動作への影響は想像以上。」

洋服の影響の可能性は、ゼロではないかなと。

つづきます