その①はこちら

会場内の建物内外に、レザークラフト工房、青空即売市、皮革製品即売会と三つのエリアに分かれているのですが、基本的にどこ見ても革製品がじゃんじゃん販売されていて、違いがやっぱりわかりません。

なんとなく、レザークラフト工房のエリアは、一般向けの手作りWSがあるんかなと思ったぐらいです。
たつの市皮革まつり03
大賑わい

ハンドメイドマーケットに足を運ばないので、レザークラフトも馴染みがありません。
革という素材は共通ですから、各店に並ぶアイテムが似通ってくる中、「ポケットティッシュカバー」の出来で、なんとなく練度とセンスが把握できると感じました。

『あ、こういうの好き』
というカバーのあるとこでは、足を止める価値あり。
手作りの練度もさることながら、使っている革の好みもあり、基本的にハギレ部分で作るティッシュカバーがすべてを語るなあと。
たつの市皮革まつり04たつの市皮革まつり05
革素材もじゃんじゃん売られています

初めて見た生革(きがわ)のクラフト

たぶんここ一店舗だけだと思うのですが、生革を使ったブローチやストラップのお店がありました。
「革工房グレープ」
WEBデータがいっこも見あたらないので、個人でされているのかも。

生革って初めて見たので、最初ガラスのブローチかと思いました。
生革は透明感のある豚の革なんです。
フェニックスさんとこにお取り扱いあり。
http://l-phoenix.shop-pro.jp/?pid=54451445

でも売られているブローチやストラップは、とても革に見えない。
薄いガラスのようで、レジンでもないし不思議~
こちらのサイトによると、ニスを何度も重ねているとあります。
http://www.trinity4010.com/accse/crystal02.html

たつの市は、童謡「赤とんぼ」の作詩者 三木露風の生誕地であることから、こちらのお店でも赤とんぼのブローチが全面押しでしたが、蝶のストラップに興味津々。

【すでに持っているものは買わない!】
【買うなら、どうしても入り用のもののみ!】
という鉄の意志で乗り込んだのですが、
『す、ストラップは10月に壊れたばかりだもん…』
とはやくも崩れそう…

美しい藍色、Cambiare(カンビアーレ)のバッグ

文化ホール入り口脇に、とても美しい藍色のバッグがあって、釘付け。
たつの市皮革まつり06
色が再現しきれないので、ショッピングサイトの画像をお借りします。
トートバッグ (AR)
トートバッグ (AR) そうそうこの色!!
https://cambiare.stores.jp/#!/items/53f2f823236a1e0112000197

革で藍色をだすのはすごく難しいです。
たいてい青になるし、青だって赤っぽかったり水色だったりと、いいなと思う藍色や青には滅多に遭遇できないんです。
が、これはもうほんとに美しくって、こんな色出せるんだ!! と惚れ惚れ見とれました。

牛革(ヴィンテージワックス)の風合いも上品で、離れたくないぐらい、きれい。
この藍色のバッグは、ベストレザーニストで来場されていた真鍋かおりさんにも贈られています。いいなー
たつの市皮革まつり07
こちらのリボンポーチシリーズは、牛革でもシュリンクヌバックです。
鮮やかな発色!! 
豚革ではなく、牛革だとは。
「今日はお祭りだから」と、すべて通常価格よりお安く販売されていました。
Cambiare(カンビアーレ)
お取り扱い店舗は、サイトまで。

大阪で直近だと、12/13・14の「アート&てづくりバザール」南港に出店されていて、こちらは入場料が必要です。
Cambiare(カンビアーレ)名で、両日出店されています。 (ブース番号はこちらに

もう実にヤバいです、あれも欲しいこれも欲しいの魔窟です、ここは。
誘惑を振り切って、メイン会場であるホールに入ります。
たつの市皮革まつり08

その③へつづきます