帰国の朝です。
徐々に睡眠時間がとれるようになりましたが、時差ボケッティのまま。
朝食は23階のJTBラウンジで摂って、そのままビーチに散歩に行きました。
波打ち際を歩くと時々大きな波がざっぱーんと寄せてきて、ぎゃー! 
膝上まであげたパンツでも濡れ濡れ!
典型的な波打ち際の光景で、しばらくきゃっきゃしていました。

適当に買ったビーサンは、ほんの30分程度の歩行で激痛です。
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こんな痛いビーサンで二度と歩きたくない。
プルメリア柄でとってもかわいいのに~
ソールが跳ね返ってペッタンペッタンけたたましいし、今度海に行くときは足首ホールドタイプのちゃんとしたサンダルを買おう。

スーツケースの重量は前夜の荷造りの段階で計量済み。
シェラトンワイキキ1階ベルデスクには重量計があるんです。
ちゃんとポンドとキロの換算表がついていて、余裕の11キロ。
行きしなは7キロだったから、増えたのはコンブチャや石けんの重量分ですね。
靴を二足買うつもりだったのに、半分スカスカのままのスーツケースです。

スーツケースは朝9時半にJTBで先行回収されました。
空港へは手荷物のみでシャトルバス移動です。
すごい気楽だな。
いつも個人で全部やっていたので、この手厚さに現実感がない。

午前11時過ぎ、乗り場に着いたオリオリバスを見て、父が
「オリオリ(OLIOLI)っていうのは、“乗り降り”から取ったんか?」
えー! いまごろー!?
違うよ! 楽しいとかそういう意味の言葉だよって即つっこんだんですが、それはそれで面白くて、しばらくヒーヒー笑ってしまいました。
父のこういうセンスは好きだ。

http://www.oliolihawaii.com/?id=25
「ハワイ語で‘OLI‘OLI(オリオリ)とは『楽しい』という意味です。」

ホノルル空港に向かう途中、母が車道を見ながら「(左ハンドルで右側通行に)戸惑う」と言っていました。
両親もわたしも車の免許を持っていません。
しかし、わたしはこれまでの渡航経験で車の動きなんて一度も気にしたことがなかったんです。
びっくりしました。
見ているところが全然違うな…

空港に着くとJTBスタッフが待ち構えていて、チェックインとセキュリティチェックの流れを見取り図入りで説明してくれます。
ほんと手厚い。
先行しているスーツケースを受け取り、オリオリフォンを返却していざハワイアン航空のカウンターへチェックイン。
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ザ・行列。
団体のチェックインカウンターに回されるため、十重二十重の行列です。

隅っこではスーツケースを広げて重量オーバーした荷物をガチャガチャ整理しているカップルがいて、列に並んでいる間中視界にずっと入ったため意図せず様子を眺めてしまう羽目に。
『あんなに仰山よくスーツケースに入ったな!』とか
『機内持ち込みのバッグを、もっと大きなもの用意してたらよかったのに』とか
見ている側は気楽に思うのですが、当事者は必死。

人の荷物を見ていると、買い物の多さにすごいなーと瞠目します。
いわゆる「ばらまき用のおみやげ」なんかな。
日本の観光地だと10〜20個入りのおまんじゅうを買っていっこずつ社内の人にばらまくけれど、海外ってああいう詰め合わせのおみやげが少ないので(あっても中身のサイズが小さい)、ばらまき用のおみやげは嵩高く大量になるのでしょう。

チェックインまでに30分かかり、その次のセキュリティチェックまでも30分かかりました。
団体旅行はこれだから…
出国時のセキュリティはずいぶん厳しくて、靴まで脱がされたのは初めてです。
911以降セキュリティは厳しくなったと思っていましたが、今回は日本出発時より緩いなと感じていたので、ちょっと驚いた。

あと、今更ですがハワイの入国審査、アメリカだし質問とか詳しいかなと思っていたのに、日本語で質問されたのが一番面食らいました。
指紋の採取も「ミギ」「ヒダリ」って。
ハワイってほんと日本人が多いのと、環境がめちゃくちゃ整備されているんだな。
もっとも、滞在期間が短いのに一番お金を落とすのが日本人なのも影響していると思いますが。

チェックに時間が掛かり、ホノルル空港の帰りは免税店や売店を覗く時間など無かったです。
ホノルル空港のソファーはイームズタンデムスリングシーティング
なのですが、これ、膝や臑にがしがし当たりまくって激痛い。
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最後の最後に青タンこさえまくり。

さて、離陸前から秘密兵器の「イヤープレーン」を装着。
なんかゴルフのピンみたいな耳栓で、真ん中に穴が空いているので外の音がちゃんと聞こえます。
行きは7時間ちょいのフライトでしたが、帰りは9時間半!
最初の機内食を食べてからわたしは爆睡しまして、たぶん5時間ぐらい寝たと思います。
この時点では頭痛全くなし。すごい!
で、結局着陸の1時間くらい前から軽く頭痛がしたぐらいでした。

飛行中耳の中で「ぱちっ」とびいどろがポコペンしたような音がして、なんとなくあの人工弁がぱかっと開いたのを想像し耳にぎゅうぎゅう入れ直したけれど、たぶん効果ないね。
一度も耳から抜かずに、着陸して機内の気圧が戻った時に抜きました。
実は、抜いてからの方が頭痛がしたんです。
シャトルバスで帰宅しているときとか、明らかに頭が痛くなりました。
行きの頭痛に比べたら遥かに軽いものでしたが、これだけじゃなくて飛行機酔い止めの薬を服用するか、事前に耳鼻科でお薬出してもらう方がいいのかも。

普段でも温度差が大きい建物内へ入ったときに、よく耳が詰まります。
つばを飲んだぐらいでは解消しないし、耳鼻科でもどうにもならないと言われました。
鼻炎の影響が耳に繋がっているようで。
中耳炎や副鼻腔炎ではないから、飛行機頭痛で血管が切れそうとか激痛ではないのですが、耳抜きがうまくできていないんだろうなと思います。

鼻炎のスプレー剤を出してもらってすごく快適だったという体験談があったので、次回の課題としますが、イヤープレーンはとっても効果がありました!!
あの時アラモアナで検索してよかったーーーーー!!

類似でこんな商品もある。
こちらは子供用はないけどSサイズがある。
イヤープレーンもサイレンシアフライトエアーも、ダイコクドラッグや普通の街中の薬局にはありません。
通販、旅行用品を扱うお店でないと実物は見れないと思う。
あとは空港の売店かな。
それを思うとABCですぐ手に入ったのはほんとラッキーでした。

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関空でスーツケース、MとL。どっちも半分スカスカ。
帰ったその日のうちに全部中身を出して空っぽにし、予定より早く返却しました。
行きは一日得した感じですが、帰りは一日短く感じるのでトントンですね。
わたしはその後の時差ボケッティがキツいから、まるっと時間泥棒にあった感覚です。

★次回の注意★
・行きしな、バス乗り場へのタクシー手配
・飛行機頭痛対策(鎮痛剤、耳鼻科、耳栓)
・靴べら(機内持ち込み)
・爪切り(またはジェルネイルを施す)

靴べらがホテルになかったのが案外不自由だったのと、飛行機で足がむくんで靴を履くのが大変だったのです。
それと、海外旅行はたとえ期間が短くてもなぜか爪が割れる。
今回も行きしなの機内ですでに右手人差し指の爪がもげた。
帰りには左もぼろぼろに。なんでかしら…

★あんまりいらなかった★
・メディキュット 
Lを買ったせいか全然効果なし。むくみたければむくむがいいと帰りは履かなかった。
・機内持ち込みのスキンケア
結局クリーム持ち込んでも全然使わない。
行きしなはハワイ慣れしている猛者がいて、パック→フルメイクという素晴らしい化けっぷりをみたのですが、あんな芸当はわたしにはできない。それよりも頭痛対策。
「のどぬ~るぬれマスク 就寝用」
普通のマスクの方がいいかな。
・ネックピロー
飛行機の機材によったら、これを使う必要がなくなってきた。

次で終わり、まとめです。