る日、小指が痛くて痛くて帰って来るなり履いてた靴をべいっとゴミ箱行きにしました。
他にも痛い靴をどんどん捨てました。
我慢の限界だったんですよ。指だけでなく足もだるいし。

秋冬にはブーツが履ける。
ブーツは甲と足首をホールドする分、ちょっとだけ着用感がまし。
だから痛い靴を処分しても、当面凌げます。
そして、もう覚悟を決めて靴のオーダーを本気で考えることにしました。

それにあたり当然情報収集です。
オーダーの体験談や、実際のオーダー靴が見れるサイトなど、あれこれ探してみました。
大当たりだったのはこのページ。

・日本人の足は本当に幅広?
http://www15.plala.or.jp/miagolare/nihonjinha.html

バレエのトウシューズ選びが主眼ですが、普段の靴選びについてもすごく詳細に、かつ丁寧に書かれていて、実際の写真も多くとてもわかりやすいサイトです。
上のページにある「次のような人は足囲が細いかも!」を読んでギョッとしました。

めっちゃ当てはまってる。(イヤな汗だらだら流れたのをイメージして)

それ以外にも、このサイトに書かれているテキストは本当に衝撃でした。
写真も正確でわかりやすいです。わたしこんなに上手く撮れないなあ。
オーダー靴のレポートもすごく興味深いです。
『こんな靴ほしい!』

他にも参考になるので、靴のトラブルがある人は一度読まれるといいです。
そして、日本の靴業界がいかに欺瞞に満ちているのか、いい加減なのかを思い知りました。
この現状をどうにかしたいと独立した靴職人さん、インソール職人さんなど多数います。
そんなサイトをたくさん読み歩いた中で、わかりやすくてわたしの足の悩みと合致していたのは先に挙げたサイトと、シューフィット・神戸屋です。

・実は、細い足の人が多いです(シューフィット・神戸屋)
http://ameblo.jp/yasu-tenmei/entry-10647669349.html

過去ログを全部読んだのですが、この方はもともと神戸で老舗の靴屋さん(奥さんのご実家)をされていたのが、震災で商売が厳しくなり、新宿に移転する際思い切ってインソール専門のお店にされたのです。

移転にあたって興味深かったのは、産土神社リサーチを活用されてるんですよ。
あと、現在はメインのWEBサイトができていますが、途中まではブログでずっと情報発信をされています。
アメブロって読みにくくて嫌いなんだけど(宣伝と両サイドのメニューが多すぎてポイントが絞れない)、ここはメニューも工夫されていて情報を探しやすいんです。

以前自分でMovable Typeとseesaaブログを使っていたことがあり、ちょうど同じメニュー表示をしていたから
『あ、ここなんかちがう、工夫してる』
ってすぐわかりました。
産土リサーチで出店場所を選び、CSS知識のある靴職人?

そしたら、アメブロカスタマイズのコンサルっていうのがあるんですね。
わたしは“時間がないけど、どうにか情報を伝えたい!”っていう情熱の下に、コンサルによるカスタマイズはすごくいいと思います。
ブログは誰でも作れてしまう気軽さがウリですが、その分素人の発信する情報とビジネスで発信する情報の差別化をしないと、折角の情報がただの“日記”レベルになるのは損だと思うので。
それにしても、ビジネスにスピ系を取り入れている男性(しかも公言している)って珍しい。

さて、次はどこで靴を見繕ってもらうか。

靴はパターンオーダーや木型から全部作るフルオーダー、靴とインソールもセットでオーダーするなどいろいろあります。
もっさりデザインは却下です。
かといって自分でデザインするほどの知識もなし。
その中で「あ!ここだ!」と思ったのは、この一軒だけでした。

・タルタルガ
http://www.tartaruga.co.jp/

淀屋橋にある甲の低い靴専門の靴屋さん。
サイトとブログでちょっとだけ靴が見れます。
オーダー系で非常に珍しいエレガントなデザイン!
そして10月のある日、思い切ってお店まで行ってみたんです。

*-*-*続く