11月に身内がハワイで挙式するため、参列者の私たちはアロハとハワイアンドレス着用です。

心斎橋のハワイアンショップでドレスとアロハの実物を見、オーダー生地も見ましたが種類が少なく結構お高い。
わたしと父は現地で購入しますが、母は小柄なのでサイズが気になる。
それで自作しようというわけです。

母のワンピース用の生地を探し、ハワイアンプリントを扱ってそうなお店をチェック。
最初に行ったのが梅田三番街のユザワヤ。
http://www.yuzawaya.co.jp/

ワンフロアしかないのであまり種類はないけれど、手づくり系の本がすごくたくさんありました。
あと、ハワイアンドレスのオーダーができマネキンがサンプルを着ていたのでこれの型紙がないのか、他に売ってる型紙も探してもらったけれどなかったです。
それで母が着れそうなワンピースが載ってる本をチェックして帰りました。

そのタイミングでハワイ好きの友達からメールが来たので、これこれこういう事情で、ユザワヤととらや以外で布地屋さん知らない?
そしたら「江坂の大塚屋」を教えてもらいました。
http://otsukaya.co.jp/

ここ、すごかったです。
1階~5階まで全部服地。

モダールやテンセルの混紡まであって、まんまこの生地でパオデロのロングタンクが作れるやん!
撥汗素材の生地もあり、サッカーのユニフォームやヨガウェアまであった。
秋物が入荷したタイミングなので、ウールやネル、コーデュロイ、ニットに柄もチェックやヘリンボーン、キャスキットソンやエミリオプッチもどきまでいろいろ。

こんな冬物も作れるの! 作れないもの、ないやん!! っていうぐらい種類が豊富でした。
なんも作る気なくても、なんか布地屋ってテンション上がるね~
本の種類はユザワヤの方が多かったけど、ムームーの型紙が一種類だけ売ってあり、母は型紙とハワイアンの生地を購入。
P1050673-2
ざっと2時間はお店にいましたよ。
ずっと歩きづめではなく立ちっぱなので、足がめちゃくちゃ疲れた。

大きな布地屋って難波の「とらや」に20年くらい前に一度行ったきりなので、ずいぶんかわいいものを扱ってるなと驚きました。
いまのとらやはかわいくなってるのかもと思ったけれど、この方のブログには
http://plaza.rakuten.co.jp/emiliochris/diary/200808250000/

「置いてある生地が大阪って感じ。。。
若向けというよりは、大阪の庶民なかんじで、地味めのが多いように思いました。」

あはは(笑) とらやのレトロ感が好きな人ももちろんいますよ。
あと、関西の布地屋は店員さんの接客がイマイチってありますね。
これ、なんかわかります。
百貨店レベルのものは求めないけれど、大塚屋は「欲しけりゃ買えば?(真顔)」ってカンジなんですよ。
セルフ感満載。余裕なくて、時給安いんかなとか勘ぐってしまった。
笑顔で言われるのならともかく、なんか寄せ付けない接客だなーって母とのやりとりや他の方の接客、電話応対を見ていて思いました。

それと、5階から4階にエスカレーターで下りたとき、着いた瞬間
「タバコくさ!!」
って思わず言っちゃった。
まさかこんなビル内でタバコ吸いながら接客してるわけないから、どこか喫煙所からの煙でも流れてるんかと思ったんです。
そしたら、たまたますれ違ったおじいちゃんの店員さんから、すっごいキツいタバコ臭が。強烈でした。

今時の接客って、喫煙可のお店ならともかくタバコ臭させないように結構工夫されているから、久々に直撃を食らって面食らいました。
でも、こういう人が昭和にはたくさんいて、それが普通だったんだよな。
大阪の布地屋(ユザワヤ除く)は、ちょっと時間の流れが止まっているのかも。

母は以前、千林商店街のパロマで布地を買っていたのですが、お店縮小しちゃったのです。
繊維の街だったのにね、大阪。

京都にあるノムラテーラー
http://www.nomura-tailor.co.jp/
大阪の布地屋に比べてなんとおしゃれなサイト!
ブログも見やすくて、楽しい。
平成って感じだ。